姉の住基カードで年齢詐称、中3らをAV出演させる

 姉名義の住民基本台帳カードを使って、わいせつなビデオへの出演に応募してきた中学3年の女子生徒ら2人をアダルトDVD製作会社に紹介したとして、警視庁少年育成課は14日、東京都新宿区のビデオ製作会社社長、碓田清司容疑者(40)ら5人を職業安定法違反(有害業務の職業紹介)の疑いで逮捕したと発表した。

 女子生徒ら2人は、18歳以上であることを装うため、家の保険証を使って、それぞれ20歳と19歳の姉名義の住基カードを取得、9回の撮影で計約75万円を受け取っていた。

 調べによると、碓田容疑者らは今年7月下旬〜8月下旬、都内の中学3年の女子生徒(14)と遊び仲間の無職少女(17)の2人を、新宿区や杉並区のアダルトDVD製作会社3社に女優として紹介し、わいせつな映像を撮影させた疑い。女子生徒らは7月、碓田容疑者が実質的に経営する芸能プロダクションの広告を見て、遊興費や洋服の購入代金欲しさに面接を受けた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061214i304.htm